この


暗い階段を降りながら


わたしはどうしてここまで来たんだろうと思った


打ち震える歓喜と、逃げ出したくなる恐怖とともに


どうしてこんなに求めるんだろうと思った








わたし自身、おどろいてしまうくらい


この場所に引き寄せられていく








何度もやめようと思った


でももう引き返せないとまた何度も思った


生きる理由なんていらないんだと思いながら


でもきっと無くては生きていけないんだと思いながら











ほんとうなんてわからなくて


本能だけがしっていて


混沌とした頭の中


きっともうすぐ全部わかる








きがつけば階段は終わっていた


目の前にはあつらえたような、眠りから、










眠りからさめる祭壇、すでにもう死んだ魂


たちすくむ足がちゃんとついているか不安で


わたしがどこにいるかわからなくなって怖くて


踏み出して気付いた










ここは秘密の場所なんだということ










お母さんのお母さんも、お母さんもお母さんもお母さんもみんな


ここのこと誰にも言わなかったんだ


だからわたしたちは旅に出て約束の地を探して




ここが古代種の、最後の祈りの間だったんだ




水面がゆらめく秘密の祭壇




約束の地なんてほんとうは、どこにも無い















それでもエアリスは歩む。
古代種の神殿、祈りの場所へ。